■旅の職人 津屋雅彦の手作りの旅 TSUYATABI

2009.11.11〜11.15/ミルフォード・トラック ニュージーランド

「世界でもっとも美しい散歩道」(前)(後) 
〜ミルフォード・トラック 4泊5日 ガイディド・ツアー参加 

「世界で最も美しい散歩道〜the Most Beautiful Trecking Route」。
20世紀初め、イギリスの詩人ボーゲン女史はミルフォード・トラックのトトレッキングを、
こう評しました。 30年ほど前から夢見ていたこのトレッキング。ようやくその機会が
巡ってきました。
その名に違わぬその美しさ! 感動モノです。 もっと早く出会っていたかった!
簡素な宿泊施設に自らの手作りのサンドウィッチ。 ☆☆☆☆☆ホテルでの
☆☆☆☆☆ディナーの旅でもないのに、何故この心の充実感、リフレッシュ感?
今年はこのツアーをツヤタビに加えることをお約束します。
ガイディドツアーに参加した旅の内容をご報告します。↓
>>>前半
>>>後半 

 

<世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォードトラック ガイディド・ツアー参加リポート@>

ミルフォード・トラックは南島の南西部、クイーンズタウン周辺

約54キロ、3泊4日の行程

一口にミルフォード・トラックと言っても、ピンとこない方もいるかも知れません。
旅の職人、ツヤでさえ、ミルフォードトラックは名前こそ30年前から知っていたものの、この感動体験は
初めてだったのですから。 過去15回もニュージーランドを訪れている自称「NZ通」であるにも関わらず。

先ず、ミルフォード・トラックとは、ニュージーランドの南島、南西部にあるテ・アナウ湖北東のグレイドワーフから、
サンドフライポイントまでの約54キロを3泊4日かけて行うトレッキングコースのことを言います。
トレッキングは2つの方法があります。食料から寝袋等、一切を自分で準備する個人歩き
は、森の中の知識なども
豊富に求められますが、Ultimate Hikesが主宰するガイディド・ツアーは先頭、真ん中、最後にトレッキング・ガイド
が同行し、シャワー付き簡易宿泊施設、食事も付いているので、安全で、高齢者でも安心して参加できます。
↓下に続く


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<世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォードトラック ガイディド・ツアー参加リポートA
ミルフォード・トラック1日目 グレイドハウス>
1泊目のグレイドハウス
デザートのアップルパイ&アイスクリームも美味!

前日の夕方、クイーンズタウンのUltimate Hikes事務所にてオリエンテーション。期待に胸を膨らましてベッドへ。
当日、クイーンズタウンから専用バスにてテ・アナウまで移動。
午後3時過ぎ、興奮と不安とともにグレイドワーフより、いよいよトレッキング開始!
午後3時30分、一日目の宿泊所、グレイドハウス到着。
、、、? 約1キロ、その間約20分間。 
トレッキングというよりも、むしろウォーキング。 今日は序章ということで、明日からの本格的なトレッキングに備え、
夕食のデザート、 アップルパイ&アイスクリームも完食、栄養とって、睡眠も取ります。
↓下に続く


<世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォードトラック ガイディド・ツアー参加リポートB
ミルフォード・トラック2日目 ポンポローナ・ロッジ>
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吊り橋もすごいが、エメラルドのクリントン川も美しい
自作の昼食用サンドイッチ
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ランチのためのヒレレ・シェルター
2日目のハイライト、山々に挟まれた草原
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 2日目のポンポローナ・ロッジ
快適なロッジ

2日目、グレイドハウスからポンポローナ・ロッジまで約16キロ、約7時間の行程です。
エメラルドグリーン色のクリントン川の吊り橋を渡って、いよいよ本格的なトレッキング開始となります。
吊り橋の先は鬱蒼と生い茂るブナの原生林、更にその先は地面を覆いつくすほどの苔が広がる湿地帯。
圧倒的な緑のボリュームに脅威すら感じます。
谷の底をクリントン川沿いに進み、コースはだんだんと上りになっていきます。ここまで約4時間、すると
突然、視界が開け、ランチの場所、ヒレレ滝そばのシェルターが目に入ってきます。

おっと、 ランチのことを忘れていました。ミルフォードトラックでのランチは「手作り」。 
人の手作りではなく、自らの手作りです。 朝食の前に、宿泊所に用意されている食材を使い、
自分の好きなサンドイッチを作ります。そして糖分とビタミン補給のためのフルーツも忘れずに。
シェルターに着くと、ガイドが温かい飲み物を出してくれるので、自分の作ったサンドイッチとともに頂きます。
「自分の足を使って歩き、自分の手で作ったサンドイッチを食べる」、観るだけの旅行ではなく、
体験する旅行もこれからの新しい旅のかたち、ともいえるでしょう。

美しいヒレレ滝、山々に挟まれた草原、エメラルドグリーンの湖、、、普段見ることのない景色の数々に目移り
しながら歩く内に、爽やかな疲れとともに、午後3時頃二日目の宿泊所、ポンポローナ・ロッジ到着。
既に打ち解けた仲間たちと握手や声を掛け合い、今日一日の功績をたたえあいます。

部屋は全て同じレイアウト。ツインベッドにホットシャワー、水洗トイレ、タオル・シャンプー付き。 
夕食は前菜、メイン、デザートの3コースディナー。日本人にはご飯も用意されます。
とても快適で日中の長い歩きも疲れが取れます。
次回に続く


<世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォードトラック ガイディド・ツアー参加リポートC
ミルフォード・トラック3日目 クインティン・ロッジ>
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いよいよマッキノン越え!

雨合羽。ミルフォード・トラックの典型的スタイル

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深い樹々とぼんやりと浮き上がる足元の苔々
春から夏にはマウントクック・リリーがそこここに
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どんどん高度は上がる
いよいよ頂上が見えてくる
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 マッキノン峠で記念写真
峠の向こう側の景色はマチュピチュを思い出す

さて、世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォード・トラック・リポート後半戦です。
3日目、ポンポローナ・ロッジからクインティン・ロッジまで約16キロ、約7時間の行程です。
このトレッキングの最大のハイライトであり、最もキツい、マッキノン峠(約1,150m)越えが待っています!
しかも雨!
そうそう、この情報もマストの情報。 ここの年間降水量は東京の約5倍、年間200日が雨。二日に一日以上が雨。
要はミルフォード・トラックのトレッキング中に必ず雨は降ります、 という感覚でいて下さい。雨合羽はじめ、
写真のような服装はマストです。
「あぁ、雨か」などと思ってはいけません。 雨に濡れた樹々はより深みを増し、足元に敷き詰められた苔々は
光と水の関係からか、ぼんやりと浮き上がったように輝いています。表現が難しいのですが、今まで見たことの
ない光景。 今まで自分が知る「緑色」の種類を超えた「緑色」の数々。 これは観て頂かない限り伝わりません。
この地は映画「ジュラシック・パーク」のロケ地の候補にも挙がった地。これで少しは伝わるでしょうか。

しかし、普段の行いが良いのか?ロッジを出発する時に降っていた雨が見る見る内に青空が広がり、
最高の天気に!! 喜んでいるのも束の間、道はどんどん上り坂になり、1,000mを超える頃には
ジグザグ上り坂になっています。 気温もぐっと下がり、、、
雨に濡れ幻想的に輝くシダ類や、眼下の深い緑と眼上の氷河雪が同時に視界に入ってくるという、
不思議な自然環境を目の当たりにすると、苦しさも希望に代わります。
「ここまで登ってきたか!」 峠で記念写真を撮って、反対側を見下ろすと、、、マチュピチュ(ペルー)に
似ています。(マチュピチュの被災地の方々には心より哀悼の意を表します)

マッキノン峠の小屋のトイレ。 座ってみると、眼前にはこれまで登ってきたクリントン谷が一望。 
「世界一美しい?トイレ内からの風景」となります。 山を登ってきた幸福感に包まれます。
峠の小屋で手馴れたサンドイッチを頬張り、いよいよここから下り坂です。
行けども行けども下り坂が続きます。 高度500m近くを一気に歩き降り、ようやくクィンティン・ロッジに到着。
達成感と疲労感からか、本日のディナーは格別に美味い。 
どのロッジにもNZワインのセレクションがあるので、今日一日の達成感に、乾杯!です。
↓下に続く

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 峠の小屋でお茶目なガイドが暖かい飲み物を出してくれる
今日の手作りサンドイッチ。もう手馴れました!
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 世界一美しい?トイレからの絶景
峠陽気なスペインの夫婦と記念撮影。彼女なんと妊娠中!スゴイ!
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 ここからは行けども行けども下り坂
行けども行けども行けども行けども下り坂
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 NZワインとともに今日の達成感に乾杯!
美味いです!

<世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォードトラック ガイディド・ツアー参加リポートD
ミルフォード・トラック4日目 サンドフライポイント>
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夕陽に染まるマッキノン雪山

国内最大落差(約600m)のサザーランド滝。3段の滝が重なる

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NZ観光局のポスターにも使われているアングル
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最終日はひたすらなだらかな道が続く
時たま現れる、ハッとする美しい風景

4日目、クインティン・ロッジから最終地点のサンドフライポイントまで約20キロ、約8時間の行程です。
ミルフォード・トラック、トレッキングの最終日です。
船着場までの20キロは、なだらかな道が続きます。 この絶景にも目が慣れてきて、ただただひたすら歩き、
これはこれでキツイ、と思っていると、たまに目の覚めるような美しい景色が現れ楽しませてくれる。
この日は特に滝の景色が美しいです。 個人的にこのトラックで最も美しい景色に、思わず撮った一枚。
と思ったら、NZ観光局のポスターにも使われていました。

おめでとう!ついに完歩。 終点サンドフライポイント着。
下の写真はいつも後ろを歩いたメンバー。のんびり人生を楽しむタイプ。
やはりラテン系ばかり。スペイン、メキシコ、そして当方、日本のラテン関西?このメンバーの名前を
ラティーノ・コネクションとスペイン人のイケメン、ハビエルが命名してくれました。

4泊目は、ミルフォードサウンドのホテルでのんびり。ここは、消灯時間もなし。
これまでは消灯10時でした。
ホテルでの最後の晩餐。今日のメニューは、格別。毎晩メインは二種類からチョイス。
最後は、ラムディナーを選択した。ワインもワイパラ(クライストチャーチ近郊)の人気ワイン、
ペガサスベイの赤をボトルで!NZの最もおいしい赤はピノノワール種を使ったワイン。
この晩ばかりは、食事の話題よりも、一緒に歩いた仲間たちと、旅の成果を称えあいます。
晩餐とともに、ミルフォード・トラック完歩証明書が授与されます。
決して贅沢な旅行ではありませんでしたが、何故かこの心の充足感、達成感。 自分の手で作ったものを食べ、
自分の足で歩いた距離を実感する。 ただそれだけ。 ただそれだけなのに何故かとても充実しているのです。
それこそは、「心の贅沢」なのかも知れません。 

世界でもっとも美しい散歩道、ミルフォード・トラック、ガイディド・ツアー参加リポート、如何でしたでしょうか。
これからのツヤタビはこのような体験型ツアーもどんどん加えていきたいと思います。
ツヤタビは企画者である「ツヤ」本人がちゃんと体験した上で、オススメしています。
なので、何が素晴らしいか、どこが魅力的かを徹底的に考察、判断、そして、旅の職人ツヤのノウハウを注入して、
責任をもってオススメできるのです!

このミルフォード・トラックもツヤタビに加えることをお約束いたします。
次回は是非ご一緒にお散歩しませんか?

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いつもラインの後ろを歩いたラティーノ・コネクション。スペイン、メキシコ、そして関西?、、、のんびり人生を楽しむメンバー
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 ホテルで、これまでの旅に思いを馳せる
最後の晩餐。骨付きラムのグリルとペガサスベイの赤ワイン